児童による書き込み

 出会い系サイトを利用してはいけないはずの“児童”による、サイト内の掲示板の書き込みは後を絶ちません。
1000件の掲示板の書き込みの中の、71件が児童による書き込みであるという数値が警視庁の調査によりわかりました。
これは、全体の書き込みの約7.1%が児童による書き込みであるということなのです。
18歳以上の人の書き込みが9.9%、残りの83.0%の書き込みは年齢不明とされているので、もっと多い可能性は十分にあります。
それだけではなく、その中の全体の書き込みの約0.3%は援助交際を求める書き込みなのです。
援助交際以外には、遊び相手や恋人・友人、メル友などの募集を掲示板で行っている児童が多いのですが、0.3%がそのような援助交際を誘引するような書き込みだったのです。

児童であるという判断は、“高校生・中学生”という言葉が本文の中に入っていることや、職業の欄が“高校生”となっている場合は、児童による書き込みであると判断されています。

 



15.児童の援助交際の実態

学術的に見た出会い系サイトについて