児童の援助交際の実態

 児童による援助交際は、出会い系サイトで相手を見つけることが非常に多いものでした。
現在では援助交際そのものの数が非常に少なくはなってきているのですが、ピーク時は当たり前のように行われていて、しかも中学生や高校生中心であるので社会的な問題となりました。
児童による援助交際の実態は非常に深刻的なもので、出会い系サイトの利用と大きく関係していることは確かなことです。
最近では、出会い系サイトの利用も年齢証明をしなければいけなくはなってきているのですが、中には無料出会い系サイトもあり年齢認証などもなく、児童でも利用できる状態にある出会い系サイトも多いのです。
児童による書き込みも、全体の0.3%が援助交際を求める書き込みです。
書き込みの内容が援助交際を求める内容ではなくても、児童の書き込みへの40%~60%の返信が援助交際を願う書き込みという実態なのです。
児童売春被害も出会い系サイト関連の事件が非常に多く、35%~50%近くが出会い系サイトを利用したことによって発生しています。

まだ法律ができるまでは、児童から援助交際を求める書き込みが多かったのですが、現在では出会い系サイトに関する法律も制定され、以前ほど援助交際の数はありません。

 



16.書き込みに対する返信

学術的に見た出会い系サイトについて