架空請求

詐欺事件としても考えられている“架空請求”。
現在では、振り込め詐欺などの方が圧倒的に数は多いのですが、出会い系サイトと言えば架空請求による被害が非常に多いものでした。
特に、まだ児童の出会い系サイトの利用に関しての規制がなかった頃は出会い系サイトから架空請求により、利用していた児童が謝って支払ってしまうことも多かったです。
現在でも、身に覚えのない請求でも支払ってしまう人もいます。
架空請求同様に、悪質な料金の請求を行う出会い系サイトもあります。
利用している出会い系サイトだけではなく、利用していない出会い系サイトからの請求があり、身に覚えがないから無視をしていると、次は人件費や調査費、通信費やサーバー管理費用など、意味のわからない費用を上乗せして請求してくる詐欺が増えています。
ダイレクトメールなど、文書での請求であれば一通りじっくりと考えて、架空請求であることや、悪質な出会い系サイトで身に覚えのない請求であることなどを見分けることができるのですが、電話で請求をしてくる場合もあります。
暴力的な言葉と、脅しのような電話でついつい支払ってしまった…という人も多いのではないでしょうか。

現在は架空請求よりも、オレオレ詐欺などの詐欺が増加しているので、出会い系サイトでの架空請求の被害は減少しつつあります。

 



38.愛人契約詐欺

学術的に見た出会い系サイトについて